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英語自習のためのTOEICや英検の問題集、YouTube動画、アメリカドラマの紹介。(どうしてもわからない時はオンライン英語を便利に活用しましょう♪)

たまには日本語の決まり文句を英語でも決めたい

私は英語講師でありながら、英語のイディオムや決まり文句をうまく使いこなせません。上手く言えない時は「簡単な英語にしちゃおう♪」が私のやり方です。

でもしゃれた表現を使いたい人は沢山いると思います。それほど数は多くないのですが、語句の選択がなかなかよく、説明もわかりやすい特集があります。読み物としても「ふ~ん」と楽しめる英語語彙集、コレって英語で?です。


例えばレッスンでよく質問を受ける「~年ぶり」という表現や、携帯アプリの話ものっていました。古いものを全て一括で見ることが出来ないのが残念ですが、たまに(定期的に)チェックすると楽しそうです。


また、親子子育て時代によくのぞいていたのは、ヘンリーおじさんの掲示板です。ココは英語育児英語の宝庫です。一度は見てみる価値があると思います♪




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主語と述語をはっきりさせたり

誰が何する、何がどんなだ、が文章の基本です。そこが軸なのでまずそれをはっきりさせることが大切です。でも日本語は主語が省略されることが多いことや(英語は省略されない)、「今日は」などと、主語ではないところに[は]がつくことから、英語を考える思わぬ妨げになることがあります。

今日は10キロ走りました、という時の主語は「今日」ではなく「私」です。でも、Today is...と文章を始めることは可能で、Today is my birthday.なら正しい文章です。



また「ある」という表現を全て、There isにしてしまうと不自然なことも多く、「ある」の意味を含むhaveを使う方がいい場合も沢山あります。例えば、We'll have a concert next weekend.です。でももちろん、There are many girls in this team.など、「机の上にコップがあります」のような、明らかに物がそこに「ある」時にだけでなくても、たくさんThere isを使える状況があります。




私にとっては当たり前のこのようなニュアンスの使い分けや区別が、実はどんな日本人にも当たり前にできるわけではなく、ごくごく日本的な日本語的な発想で考えると特殊である場合があり、そのあたりを日本語と英語を比較しながら「日本語ではこうだけど英語ではちょっと違う」とピンポイントで指摘できるのが日本語講師の醍醐味ではないかと感じます。


だから英語を習うなら英語が上手な日本人に習うのが一番だと思います。


私が中国語を勉強する時、中国人以外の全ての外国人向けの教材を使うよりも、日本人に特化して作られた参考書を使って勉強する方がはるかにわかりやすかったのもそのためだと思います。


日本人特有の間違い、勘違い、を把握することが、日本人に英語を教える時のポイントです。

語学学習、便利になったとは言うものの

Youtubeの動画は、各言語学習ともにとても充実していて、特にESL系の動画は星の数ほどあります。あれこれリンクをたどってみていくのはとても楽しく、あっという間に時間がたちます。でも新しく得た語彙はいつもごくわずかで、「楽しかったなぁ」というだけで終わることがほとんどです。

英語を聞いているだけで楽しい私が見るのは、はじけたアメリカ動画ばかりで、どう考えてもそれが何かの足しになっているとは思えなかったりしつつも、楽しみながら見続けます。
 
教材(動画)はいくらでもあるのに、負荷をかけるのが苦手で、楽しむだけで終わってしまう・・・。これは自分だけに起こっている現象ではなく、多くの人が苦しむポイントであると信じています♪


G8各国の中でパスポート保持率ワースト1の日本(30%弱)。自国の言葉以外に話せない人が多い国、日本。だって日本にいるだけでも何も困らないんだもの、仕方がありません。

英語が出来れば確かに世界は広がります。でも広げなくても困りません。広げるしかない!!!なんて環境にいる人が一体どれほどいるのでしょう?広げたいなぁ、と思っている人は沢山いても、広げるしかない人はあまりいないような気がします。



こういう環境の中、自分に負荷をかけ続けられる人、コツコツ何年も続けることのできる人、というのは本当にごく一握りだと思います。あとの圧倒的大多数の人たちは、誰かに支えられたり励まされたりプレッシャーをかけられたり、まさに叱咤激励されながら英語学習を続けているのだと思います。

そう思えば学生って幸せだなぁと思います。うちへ来てくれる子供達も、親御さんの支えや励ましがあってこそ、こうして10年以上通い続けてくれているんだと思います。



逆を言えば、大人の語学学習は、タフです。「話せるようになりたいなぁ」の気持ちだけで、自分で自分を引っ張っていかないといけないのですから。


趣味としての語学学習は、いかに上達するかより、いかに続けるか、ここがポイントであると最近つくづく感じています。つまり私の役割は、いかに上達させるか(していただくか♪)ではなく、いかに継続させるか(していただくか♪)。ここであるとわかりました。 

子供英語にはない大人英語ならではの難しいお役目です。(子供英語は大抵親御さんと二人三脚できますから今までラクしてたんだなぁ)




あれこれやってみること

いい方法だと思って続けていても、いつの間にかそれがマンネリになってくることがあります。長いようで短い三カ月という期間が一つの区切りのようにも感じます。

いい方法でも、新鮮さに欠けるというだけで最初ほどの威力をキープできなくなってきます。そうするとちょっと形を変えたりアレンジを加える必要があり、それによりまた、新しいものを取り入れるわくわく感から印象にも残りやすくなり、結局定着を促すことにもつながります。

基本的には何事も[コツコツ]が基本ですが、いい意味で脱線したり三日坊主になったり、も必要であると感じる今日この頃です。


例えば英語作文であれば、英語作文の音読、伝えやすい読み方(→話し方)へのアレンジ。

例えばフリートークであれば、それまで「通じればそれでいい」と指摘してこなかった細かい文法間違いの指摘と訂正。

例えば発音練習であれば、一つ一つの音、リエゾンや脱落を少々無視してでもイントネーション重視で大袈裟に表現(アクティング)。

例えばリスニング対策であれば、サマリー、ディクテーションに加え、リピートやシャドーイング。

そして、普段は英作文だったのにディクテーションをやってみたり、普段はフリートークだったのに発音練習もいれてみたり。


どれも一人で出来ることで、独学可能です。間違っているかをいちいち気にするよりはそんなことは無視して数をこなすことの方が大切です。

ただ、一人だと、何しろ寂しい。

出来ていても誰にも褒められず、スランプでも愚痴る相手もいない・・・その上、出来てない事を嘆いていても誰にも慰めてももらえません。

そんな時に誰かいると心強いものです。先生でもクラスメイトでも。




そういえば、筋トレでもそうですが、筋トレが先か、有酸素運動が先か、なんて議論があり、基本は筋トレが先だそうですが、出来る方からやる、という手っ取り早さで取り組む回数が増えるのであれば断然どちらが先かなど気にする必要はないと思います。

運動の前に食べておいた方がいいのか、後に食べた方がいいのか、これもよく議論されますが、その日によって予定が違いますから、食べられる時に食べればそれでいいんだと思います。(100キロ走る、とか100キロ持ち上げる、とかそんな極端なことをするほどのトレーニング量でもないので、何も飲まず食わずでもいつも全く問題ありません♪)

国の代表選手として活躍するような人は別として、一般人はそんなこと気にする必要ないのです♪

英語も同じ。細かいことは気にせず、ただただ手を変え品を変え、続けて行くことが大切。(中国語も同じ)












日本の英語教育は成功していると思う時

大人英語を始めてみてつくづく感じていることがあります。大人の生徒さん達の大半は、学生時代は英語は苦手だったとおっしゃいますが、ちゃんと読めるし、例えばガールが女の子でボーイが男の子であることも知っています。

子供英語の場合は数字もアルファベットも知らないうちから関わる場合がほとんどなので、文章が読めるなんてことはまだまだ到底先の話で、それそのものが当面の目標であったりします。

日本では、義務教育である中学校から少なくとも三年間は必ず英語を学び、そして私の知る限りほぼ全ての人はそれでしっかり英語を読めるようになっていて、語順も怪しいながらもある程度は把握していて、しかも基本的な言葉はわかっています。


もっともそれをうまく使って話せるかどうかはまた別の話なのですが、少なくとも[蓄え]があるのでそれを土台にしたり、或いはうまく整理整頓することで取り出しやすくするだけで、ある程度の進歩を実感することが出来ます。

子供は土台の部分がまだありません。大人ならわかること、例えば女の子ならShe、男の子ならHeなんていうことも子供達にとっては初耳です。

大人の英語力はすごいな、と中学での英語教育の底力のようなものを実感しています。

そこから先、どうつなぐか、どう積み上げるかはまた人により違うんだけど、確実に土台は作ってもらえるという意味では中学に英語教育は捨てたもんじゃないなぁ、と思います。




英ナビ!(英検)の英文添削

試してみました。英検協会が提供する無料英語学習ツールの一つである英ナビ!のWT(英文添削)です。

私が書いたのは以下の文章です。(お題はホームタウン)

I have lived in Nara for twenty years.  I used to live in a different place but right after getting married I moved here.  Before moving to Nara I didn't know there were this many houses and this many people living here.  I had been believing that there were only deer and farmers in Nara.  For these twenty years I have discovered  many nice places with lots of green and clean air around my house. Althought I find too many tourists and their cars everywhere around Nara park on weekends, we still have nice quiet places left for us, local people. Deer in Nara park are not as adorable as I expected, but birds around my house are all so charming, swimming and hunting for fish all day long. Turtles just lying down to get some heat are lovely, too.  Except too many moskitoes, I love Nara over all.

そして早速採点してみたところ、オーガニゼーション、メカニクス、ボキャブラリ、スタイルは星3つ中星3つ(つまり満点)。コンテンツとグラマーは星2つでした。

まずまずの成績かと思いきや、[語彙レベル]のところでは「中1の語彙82.9%」と出ています・・・。ある意味わかっていたとは言え、自分の書く文章がいかに[簡単な言葉のみ!]で構成されているかを再認識させられました。
 
以前一度もっと短い文章をちょこっと試しに書き込んでみた時もやはり語彙の9割は中1レベル、と判定されていたと思います。

使える語彙の少なさを恥じつつ、中1レベルの語彙でよくぞここまで書けた、と誇らしい気持ちでいます♪(ちなみに、蚊の正しいスペルはmosquitoes。スペルを間違えてしまいました)




試してみてわかりましたが、この英文添削、(私の印象では)あまり使いものになりません。間違っていないはずのところもどんどん「組み合わせが不自然」と判定されます。私のように「なんでよ!あってるやん!」と思える人はいいと思うのですが、「不自然」とか「誤り」とか連呼されたら、やる気をなくしてしまう人もいるかもしれません。

正しい表現を知ることが出来ない上、ダメ出しだけが続きます。実際全然不自然でも誤りでもないのに「不自然です」と指摘され続けたら気持ちが沈むかも・・・。



ただ、お題が沢山用意してあるので、コツコツそのお題に沿って書き続けるとか、何かしらの[書くきっかけ]を探している人にはいいと思います。

実際のところまともな添削はされませんが、書き続けるだけでも、書かないよりはずっといいですから、使いようによっては便利と言えます♪



 

自分の背中を自分で押せる人

子供英語の方は毎週決まった曜日の決まった時間に、子供たち(生徒さん)がうちへ英語のレッスンを受けに来てくれるシステムなので、基本的には週に一度は必ず私と英語を勉強しないといけない仕組みです。プライベートレッスンの場合はキャンセルは前日までは受け付けますが、ご父兄から連絡が無いとキャンセルは受け入れられないので、勝手にキャンセルしてサボる、ということはできません。

一方大人英語の方はスカイプを使ってのオンライン英会話で(ワールドトーク)、予約はレッスン開始の三時間前まで入れられるし、キャンセルは二時間前まで受け付けます。予約をとっておいても、授業開始の二時間前までにキャンセルすれば、ペナルティは全くありませんし、料金も一切かかりません。

便利なのですが、意志が弱いと到底続かないシステムです。今日はちょっとお腹痛いかも?とか、調子悪いかも?と思えばいつでも気軽にキャンセルできます。

或いは、私のレッスンはほぼ宿題がでますから、宿題が出来ていないことで嫌味でも言われては鬱陶しいと思うなら、宿題がちゃんと出来ていない日はキャンセルすればいいのです。ちゃんとできている時だけ授業を受ければ、毎回宿題をする、コツコツ真面目な人というイメージを通すことができるかもしれません♪

ところが、実際は、キャンセルというのはほとんど全くありません。予約を取ってくださるタイミングは色々で、ぎりぎりの方もいれば、とても早めの方もいらしたり、毎週同じ時間でとる方がいらしたり、その時の事情でばらばらな人もいらしたり。

ただ、キャンセルはとにかくとても少なく、皆さん本当に意志が強いのです。例えば、うまく作文が書けるか不安だったり、レッスンの準備がうまくいっていなくて心配だったり、そのような心境を話してくださる方はいらっしゃいますが、それでもキャンセルして逃げることはありません。うまくいっていない、と言いつつレッスンは逃げずに受けるその姿勢は素晴らしいし、私も是非見習いたいと思います。

大人ですから色々言い訳できるはずです。仕事が忙しかったとか体調がすぐれなかったとか。そのうえ、別に近所に住んでいてまた顔を合わすわけでもないのですから、私のレッスンはとっととキャンセルし、別の先生の予約を取りなおせばいいだけなのに、そうせず気が重いまま、私の、準備が必要で面倒なレッスンを受けてくれる方々は、ある意味貴重です!

いつも感心します。そして感謝しています♪
 

宿題が無いレッスンスタイルで受けてくださっている方もいらっしゃいます。それでも私は負荷が足りない、何かが足りない、という印象を受けた方には必ず提案をさせていただくようにしていますから、宿題が無いレッスンをしている方でもレッスン中は充分、ドキドキしたりイライラしたりしていただいているつもりです。(言いたい時に言いたいことを言えない経験をするのは立派な修行だと思います♪)

或いは他のスクールや他の先生とのコンビネーションの中で、ご自身の英語を進化させるべく何らかのプレッシャーのような、エネルギーのような、負荷のような、前進力のような、何かパワーを必要とするような状況を常に確保できるように出来るのが理想的だと思います。


もっとも、ただおしゃべりするのが楽しいだけ、という域に達している方は、その機会をキープするだけで十分なので今はゆったりした英語生活を送っていらっしゃるケースもあるかもしれませんが、その人が今ゆったりできるのは、過去の努力があってこそです。


自分で踏ん張れる人、自分で緊張感を保てる人、自分で勝手に試行錯誤出来る人、そういう人って素敵だなぁ、と思います。






英語ができると、情報をより早くより多く

最近毎日必ず英語に触れるようにしています。TIMEを読む、なんてかっこいいことはしていません。ただネットサーフィンするだけです。

リンクをたどって、三面記事ネタ(特に運動や健康について)、芸能ネタ(ハリウッドスター達のレイバーデイの過ごし方、など♪)、たまに時事ネタ(オバマさん系)などを、動画でみたり記事を読んだりして、1日2時間くらいは割くようにしています。暇つぶしと言われても仕方ないくらいだらだら見続けています。


ついでに日本の新聞記事(日本語)も一日一度は必ずチェックするようにしているのですが、今更ながら、国際ニュースの場合日本語で記事が出るのは明らかに英語のものよりも遅いことがわかりました。

確実に半日以上、時には2日くらいずれていると感じたこともあります。もちろんアメリカのニュースであれば、アメリカで報道されていても、日本で報道されていないこともあるし、日本で重要と認識されているかどうかで、報道具合も違ってくるとは思います。でもそれにしても、こんなに時間差があるとはびっくりしました。
 
ニュースというのはいつも最新のものが報道機関から提供されていると信じ込んでいましたが、そうでもないと気が付きました。(私が読む記事は取るに足らない情報が多いせいもあります)

日本でニュース記事になる前に既に英語でその情報を仕入れ終わっている私って、スゴイじゃないの?!なんて感じたこともあります。

そこで、英語を理解できるからこそのアドバンテージをしみじみ実感。そして大満足♪



そういえば、報道規制が厳しい中国では、真実を知りえるのは外国語を理解できる人だけです。中国語だけでは当局の都合のいい情報しか流されません。日本のサイトもアメリカのサイトも容赦なくブロックされますが、情報が公開されてからブロックされるまでには必ず時間差が生じるので、ブロックされる前に読むことが出来れば、情報を集めることは可能です。(VPNを使えばいつでもつながりますが、私は利用していませんでした)

中国語しかわからなければ、そんな情報があることを実感する機会すらないと思います。新聞は無料で配られ(有料のものもあります)公共交通機関である地下鉄の構内やバスの車内では常にニュースが流れていますから、庶民にとってはそれらが主な情報源です。
 

情報が無いからこそ損をしていると気が付くことすらできない人々が沢山います。


英語が出来ればいろんな情報をいち早く仕入れることが出来ます。何か非常事態があった時にもきっと役立つはずです。




 

流れる字幕をなんとか読み理解する

調べ物をしていて、wiseGEEKというサイトにたどりつきました。ワイズギ―クつまり賢いオタクです。オタクなくらい詳しい情報や解説をという意味のようです。

元々そこで私が調べたかったのは Kettle Cooked Potato Chips です。どういう意味だかさっぱりわかりませんでしたが、ちょっとホームメイド感のある、厚めの武骨なポテトチップスのことをこう呼ぶとわかりました。

このウェブサイトのトップページへいくとまず、画面のようなものが現れ「アメリカでは不吉のサインである黒猫が日本では幸運のシンボルと認識されていることを知っていましたか?」というようなミニ知識が現れます。音声はありません。字幕だけです。(このミニ知識の真偽はさておき)

その、字幕で表されている豆知識が絶妙のタイミングで、現れは消え、現れは消え、を繰り返します。そう多くのパターンは用意されていないのでまた同じものがめぐってきてしまうとは言え、とても簡単な英文でも、ネイティブな速さでどんどん読み進めて行く感覚を味わうことが出来ます。(かなりゆっくりめです)

また、もしこれが時間内に読み切れなければ、それは読むのが遅いということです。一つの目安になります。気分転換に、いいかもしれません♪

リスニング教材は聞き取れても普通の会話は聞き取れない理由

リスニング教材の英語は聞き取れても、実際の会話やインタビュー映像などの英語は聞き取るのが難しいことが多いというコメントを頂戴しました。(Mさん、いつもありがとうございます♪)
 
同感です!中国語教材(検定用の問題集など)のリスニング音源は結構な割合で聞き取れるのに、会話になると全然意味がわからない、と感じることがあります。

[聞き取れない]イコール[音が聞けていない]場合ももちろんありますが、[聞き取れない]時に大きな原因となっているのは語彙不足でもあります。
 
 
私が講師としてレッスン中に話す英語や日本語で気をつけるのは、話す速度、発音のクリアさ、そしてもう一つ重要なのが語彙の難易度です。

知らない言葉は、いくら聞いても意味がわかりません。聞けていないのではなく、意味がわかっていないだけです。




例えば今日、大人レッスンでフリートークをしていた時、私はついうっかり調子に乗って「ありえるね~!」というニュアンスの相槌を、初級レベルのメンバーさん(生徒さん)に対して使ってしまいました。初級者に向かって「ありえるね~!」は、本来ありえません・・・。(実際に使った表現は、”could be~!"です)

「そうですね」(Yes!  That's right!)とか、無難な返事で充分話しは続けることが出来ました。必要以上に難しい言葉を使うのは、混乱を招くしやる気をなくすきっかけになるだけです。便利で使いまわしのきく表現であれば積極的に取り入れ、新しい語彙として蓄積していただきますが、わざわざこのタイミングで取り入れるほどの言い回しでもない ”Could be" を私が使ってしまった理由はただ単なる、不注意です。

この言葉はとても短いし、単語自体は簡単だったんで、それはどういう意味ですか?と聞き返してくださり、結局解説しました。このメンバーさんがこの言葉の意味がわからなかったのは、私の不注意による言葉の選択ミス、ただそれだけです。申し訳なかったなぁ、と思っています。




例えばもう数年前ですが上海で日本語を教えていた時のこと。とても赤いものを表現する時に、うっかり[真っ赤な」と言ってしまいました。この言葉を初級の学生さんは知りません。教科書に出てこないからです。赤い、青い、白い、などの色の表現は知っていますが、[真っ赤な]は知らないし、聞いただけでは[赤い]と[真っ赤な]の意味が同じ[赤]を示すことなど推測できる学生さんはいないはずです。

私が「真っ赤な」と言ってしまったその瞬間、みんなの目が丸くなり、よく発言する一人の学生に「真っ赤な、は何ですか?」と聞かれて「え?こんな簡単な言葉知らないんだ!」と驚いたのを覚えています。

教科書を使って言葉を学んでいる人に対して「この言葉は日常よく使うから」とか「子供でも知っているはずの言葉だから」などという理屈は通用しません。

教科書に出てくる言葉以外は知らないのが前提なので、講師は教科書の中に出てくる言葉や文法を使って話をするべきなのです。そうするとよく通じます。学生たちが何を知っていて何を知らないかをきちんと把握し、知っている事柄を使ってうまくやりとりできるのが、よい講師の条件です♪




例えば私が毎朝受けている中国語のレッスン。時々、頭が真っ白になるくらい相手の言っている中国語がわからない時があります。「え?何?全然わからない!」と私が訴えると大抵は「あ、ごめんごめん、これは私が悪い」という返事が返ってきます。つまり聞き取れないのは話す側の中国人の言葉の選択ミスであり、聞く側の日本人(私)のせいではなく、もっと簡単な表現を使うべきであった、ということです♪

いまだによく覚えているのは、照明器具の不具合の話です。「照明器具の不具合」と言われても私はわかりません。ただ、「電気が壊れた」と言ってくれれば私でもわかります。簡単な言葉を使ってもらえればわかるのです。小さい子供に説明してあげるのと同じです。相手にわかるように話す努力が、話す側に求められることもあるのです。話がうまく通じない時、聞く側に問題があるとは限りません。
 
 
 
 
最後に、例は悪いですが、「お座り!」で座れる犬でも、「ちょっと座ってごらん♪」なんて優しく言ったのでは、座れっこありません。全く同じ意味な上、丁寧な表現なんだから、更に座る気になるはずでしょう!?なんてことはありません。お座りという表現しか知らないのだから同じ言葉で指示してやらなくては気の毒なのです。