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TOEICや英検の問題集、YouTubeのESL動画、アメリカのドラマなどの紹介

聞き続けることで癖を解析

移動時間など、本や鉛筆など何も手に持って勉強できない時には、リスニング音声を聞いて過ごすのがおススメです。リスニング音声もメモを取りながら聞けるのが理想ですが、まずは自分の生活スタイルに合わせて、できることをしていくのが一番です。メモを一切とれない時にはそれ用の音声を聞けばOKです。

私がメモを取らずに聞く時に使うのは、自分の実力よりも低めの内容のものか、もう既に暗記したはずの単語の音源です。自分で読んで録音したものを聞いても「?」となることがあるくらいですから、テキストのCDだと更に「???」となることがあります。

発音を勘違いして覚えているものや、字面で覚えているものは耳から聞いてもすぐにはピンと来ません。

私は「e」の字を見ると「エ」だと思ってしまいがちで「emission」は「エミション」と認識しています。でも実際の音は「イミション」です。
 
また「a」は「ア」だと思っているので、「allocate」が微妙な感じで「オロケイト」のように流れてきたら、綴りが浮かばず意味も浮かびません。

そのため「イ」が聞こえてきたら「e」と「i」の両方が浮かぶように、そして「オ」が聞こえてきたら「a」と「o」が浮かぶように意識します。そう思いながら聞いているとだんだん慣れてきて意味を思い出しやすくなってきます。

「イミション」と聞こえてきたら、「イミション?あぁ、エミションか」という感じで思い出します。発音を習得するという意味ではこんな方法はいけませんが、聞こえてきた英語の意味を理解するという意味ではこれもありだと思います。

これができると、発音に癖のある人の話す言葉を理解できるようになります。この人の「s」は「sh」に近い、とか、この人の「n」は「l」に近いとか、話しているうちに癖を解析すれば、そこからは置き換えて聞けばいいので理解しやすくなります。



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第219回TOEICを受けてきました

第219回TOEICが無事終了しました。

最近幸い仕事が忙しく勉強は十分にはできませんでしたが、それでもコンスタントに単語を詰め込んでいたし、直前に公式問題集で問題を解くことができたので、それなりの準備は整っていました。

ただ、問題集を解いても最近張り切って詰め込んでいた超ド級難単語が全然出てきません。難単語の暗記に時間を割きすぎたことに気が付き大いに後悔しましたが、もうどうしようもないタイミングだったので、仕方がありません。

前日に問題集を解き、読む速度がまた遅くなっていることがわかったので、当日朝にツウさんのブログ記事を読み、「潔く解くこと」の大切さを頭に叩き込んで会場へ向かいました。おかげで深追いせず切り捨てながら「前進あるのみ」で解き進めることができました。

また、少なくとも直前に解いた問題では知らない単語がほぼなかったため、間違うところは「ただのミス」でした。そのため本番で同じようなミスをしないように、気持ちを引き締めるようにも注意しました。



今回は落ち着いて切り捨てる方向で進んだため、リスニングでは最後まで選択肢を先読みしながら進めることができ、リーディングも5分前に終了しました。(練習では10分足りなかった)

難単語についてですが、問題集を解いた時には全然見かけませんでしたが、本番TOEICリーディングセクションではいくつか出てきました。「bolster(支える)」しか覚えていませんが、覚えたての単語との本番での再会は気分も上がります。


リスニングセクションについては「ばっちりセット」とは言えないパターンがいくつもありました。

A:あら、今日あなたに会えると思っていなかったわ。
B:予定が変わったのよ。

みたいな展開が数問続いたように思います(内容は念のためちょっとアレンジしてあります)。流れとしては当然これが正解だと思うのですが、なんとなく遠回しというのか現実的過ぎると言うのか、ちょっとひねった組み合わせだなぁ、と思いました。


リーディングセクションは時間との戦いです。私は時計をほとんど見ませんが、「誰よりも早くページをめくれば、まず大丈夫」というアドバイスを守り、周りの気配を感じながら急いで進めました。

斜め前の女の子が早かったので、彼女を意識しながらスピード感を測っていたら今回は早めに解き終わることができました。


目指しているのは940点。前回はそう言いつつ900点を割り込みました。今回はあがってるといいなぁ~♪

英検やTOEICの活用法4、ビジネス英語ではなく日常会話を学びたい人

英検やTOEICの活用法3、資格試験と会話は関係ないと思う人の続きです。

英検の上位級やTOEIC900点越えを「ビジネス英語や時事英語」だとする人もいますが、難易度は商談や新聞の領域には届きません。そのため、ビジネス語彙も時事語彙も必要なく、実際多くの日本人小中学生も英検準1級以上やTOEIC900点以上を達成しています。

ただ、状況設定がオフィスである場合も多く、特にTOEICはオフィスでの日常会話がたくさん登場します。
 
もっとも
「明日の会議は明後日に変更になりました。」
「明朝の人間学の講義は午後に変更になりました。」
「今晩のバスケの練習は中止です。」
などはどれも同じような話で、オフィスでも自宅でも起こりえます。

或いは、自宅の何気ない会話でも大人なら「偽証罪(jurisdiction)」「脱税(tax evasion)」くらいの言葉は使うと思いますが、英検やTOEICではこのレベルの単語すらほとんど見かけません。

もっとも「増税(tax boost)」「住宅ローン(mortgage)」「隕石(meteorite)」くらいなら出てきます。英検なら2級で「昇進(promotion)」がでてきます。でもいずれも知っていると会話にも役立つ有益な語彙だと思います。
 
 
 
逆に時事にもチャレンジしてみたいという人にぴったりな時事入門講座があります。NHKの「ニュースで英会話」では、英語学習者向けに選んだ短いニュースが、平日毎日一話ずつ公開されます。

3/10は「韓国 THAAD配備地を取得」です。

学習すべきとしてピックアップされている単語は、以下の9つ。

acquire    動)取得する、入手する
deploy    動)配備する、配置する
advanced   形)高度な、進んだ
put in place   熟)整備する、設置する
swap  名)取り換え、交換
conglomerate   名)複合企業体
in exchange for ...  熟)~と引き換えに、~と交換して
state-owned    形)国有の
monitor   動)監視する、傍受する

この中で、私が全く聞いたことなかったのが「conglomerate   名)複合企業体 」です。

そしてTOEIC単語集の中で一番難しいと名高い(難しすぎて無駄だと酷評されている)単語集で、最近私が必死で覚えた単語が、上記単語の中の、「deploy    動)配備する、配置する 」と「state-owned    形)国有の 」です。

残りの単語は元々知っていましたが、ここまで来るとちょっと時事っぽい感じです。

スクリプトはこちらです。

South Korea's Defense Ministry says it has acquired land to deploy an advanced U.S. missile defense system. It's known as THAAD and is expected to be put in place by the end of this year.

A defense ministry spokesperson told reporters Tuesday about a land-swap deal with the conglomerate Lotte Group. The group is giving the ministry a golf course in Seongju in exchange for state-owned land east of Seoul.
China opposes the system, saying the advanced radar could be used to monitor its military.



個人的には、時事英語やビジネス英語は本格的には勉強したことがありません。ビジネス英語には興味はありませんが、時事英語は理解できるようになりたいなぁ、と思っています。ニュースをもっと自由に読んだり聞いたりできるようになれたら、英語生活がより楽しくなりそうです。時事について話せるようにはなれる気がしませんが、受け身(理解するだけ)ならなんとかなるかも、と思います。








ちなみに以前は英検ホームページで小学生が何級に合格したか、最年少は何歳か、などの情報が回ごとにまとめられていたのですが、今はもう公開されていないようです。ただ、英検を受ける小中高校生に関する資料は、いくつか見つかりました。
小学生の志願者数が大幅アップ
⾼校⽣1級・準1級・2級の受験者数、および合格率、昨年度同回次より⼤幅アップ!!

TOEICは更に年齢に関する資料はありません。
平均スコア・スコア分布 詳細 (第217回)
  

発音は、よくはならない

オンライン英会話レッスンでの発音矯正指導を続けていましたが、一度休止することにしました。

長年薄々感じていたことについて講師仲間と話すうち、「全ての人を対象とした確実な発音矯正は不可能だ」という結論に達し、このタイミングでの決断となりました。
 
もう少し厳密に言うなら、発音矯正にはとても長い時間と労力が必要なので(レッスンを受講しているならコストもかかる)、そこまでする必要がある人は少ない、と思い始めたのです。



発音は少々わるくても通じるため、発音指導希望の生徒さんの発音レッスン受講理由のほとんどは、「発音がきれいな方が恰好いいから」です。

私も発音にはこだわる方で、英語の音読など今でも大好きで、わざわざ英文記事を音読してみたりするほどです。「英語って格好いい」が、中学生の頃からずっと私の英語の勉強を支えてきました。
 
そして、高校生の頃までは相当悪かった発音が、大学の音声学の授業によりたった一年で「とてもきれい」と言われるまでに変化したので、発音矯正は可能であると信じていました。

ただ一方講師としては、発音矯正が難しいと感じる生徒さんがいることも自覚していました。「発音矯正が難しい人」の場合でも、練習をすれば特定の文章をうまく読むことはできます。でも、その文章の発音しか出来ず、また別の文章を読むと発音が戻ってしまうのです。そのため、スピーチコンテストや暗唱大会の準備のための発音指導はできても、通常の発音を矯正することはとても難しいと感じていました。



発音矯正のレッスンを受けると、発音がきれいになる人がいます。すぐに改善がみられる人は、元々その要素を持っている人であると私は思います。そのため発音指導のレッスンがきっかけで発音がよくなったとは言えますが、矯正したわけではありません。

逆に発音矯正レッスンを受けてもなかなか発音がよくならない人がいます。そういう人は、よい発音をするための要素を持ち合わせていないので、多分いくら練習してもも結局なかなか上手にはなりません。(それでも特定の文章をそれなりにうまく読むことはできるようになります)
  
 
   
発音がよくなる可能性や要素については、色々と考えました。

聞く量が一定以上ならば、どんな人でも(全員)発音がよくなると思うのです。ただその場合、最低年間1000時間くらい、3年以上合計3000時間以上くらいが目安ではないかと感じます。これは私が数少ないデータを分析計算しただけで学術的裏付けはありませんが、この時間はつまり英語圏に移り住んだら聞くであろう時間です。

幼少時でなくてもかまいません。住んでいるだけでもいけません。年齢は関係ありませんが、聞き流すのではなく理解しようという気持ちで耳を傾けて英語を聞く時間の合計数です。 
 
 

「あなたの発音は直りますよ」(ただし、一日一時間ずつ10年間英語を聞き続けたらね)という場合、カッコの中を言わなくても嘘ではないですが、ちょっとインチキ臭い話です。だから結局、音のシャワーが発音を助けるという説も、(あくまでも発音に関して言えば)現実的にはあまり説得力がないのかもしれません。

トマトがいいのはわかっているけど一日100個は食べられない、というような感覚です。栄養素の場合は「だからサプリにしました」が可能ですが、英語の場合そういうわけにはいきません。

 
良い発音を作れる要素を持つ人は、適量の(少量の)音のインプットにより助けられることはあっても、もともと素質の無い人が多少一生懸命聞いても、あまり助けにはならないという結論に達しました。(発音矯正の役には立たないという意味です)



結局、発音矯正レッスンは休止することにしました。今まで受けてくださったみなさま、ありがとうございました。そしてイマイチ発音がよくならなかった方々、すみません…。




今は発音矯正そのものを探りたくて、(楽しみとして)自分の中国語の発音矯正を試みています。音読ソフトのText to Speechを使い、Lang-8で添削してもらった後の自分の日記を音読してもらいます。両方無料です。私の中国語の発音はとても悪いので、まずは無料のものを活用するだけで十分です。

その音声を聞いて発音したり、聞き取り練習をしたりしています。自分で書いた日記なのにうまく聞き取れない時は、なんとも情けない思いがしますが…。   


[追記]
google翻訳の方が随分使い勝手がよかったので、今はピンイン変換も音声音読も全てgoogle翻訳で行っています。

英語学習にピッタリな音声を見つけた♪

4月9日にTOEICを受けてみようかなぁ、と思います。(インターネット申し込みは2月3日~2月28日15時まで)
 
そうと決めたら隙間時間は英語にしていかなくっちゃ、というわけで、洗濯物を干している時や台所に立っている間など、今までもったいなく過ごしていた時間に英語を聞くことにしました。
 
スピードラーニングポッドキャスト

↑二人の男性がアメリカ英語で、ゆっくりわかりやすく(でも不自然ではないスピードで)ハロウィンやダイエットなど、世間話や井戸端会議レベルのトピックについて楽しくおしゃべりする音声です。聞き取りやすく難しい英語が一切出てこないので、片手間に聞くのにピッタリです。

集中して聞かないと意味を取り切れない音声は、家事の時や移動中に聞くには適しません。意味をとれなかったりすると焦る上、わからなかった単語が気になって仕方ないのですが、このポッドキャストは教育要素ゼロで、ただただ楽しく聞き続けることができます。

しかも二人で楽しそうにしゃべるので、おもしろいです♪

難易度としてはEnglish Upgraderとそう変わらないのですが、実は私は音声を聞く時に声の質や発音がとても気になり、好みの「音」でないと心地よく聞くことができません・・・。

English Upgraderは元々TOEIC受験者向けで、「この表現は覚えておきましょう」的な妙なプレッシャーもあり、なんとなく「お勉強」感が漂います。一方、このスピードラーニングは本当に楽しくてついつい聞きたくなります。エピソード数ももう既に100近くあり、聞いても聞いてもまだまだたっぷりあります。しかも現在も、月に2回更新中です!

開始当初のものはどことなく落ち着いた雰囲気です。最近のものはとってもくつろいだ雰囲気です。聞き取りにあまり自信がないなら古いものを聞いた方が聞き取りやすいかもしれません。

おススメです。

英検やTOEICの活用法3、資格試験と会話は関係ないと思う人

英検やTOEICの活用法2、会話だけを学びたい人の続きです。


英会話の上達と資格試験(英検やTOEIC)の受験とは全く関係ないと考える人の中には、「英検1級でも話せない」とか「TOEIC800なのに話せない」なんていう英語教材販売キャッチコピーの一部が印象に残り、偏ったイメージを持ち続けている人がいます。

英語教材などのコピーは人目を引くため、インパクトの強いフレーズや謳い文句を使いますが、そのほとんどは「半分本当で半分インチキ」だと思います。


資格試験の勉強を、コツばかり重視し一日10時間割いて単語を詰め込んだようなケースでは、会話が苦手な人もいます。資格試験対策に限らず、立派な英文論文をいくつも書き上げていても会話が苦手な人もいます。

でもこの「苦手」は、「英検1級の割には」とか「論文をいくつも書いている割には」あまり上手ではないというだけで、意思の疎通など基本的な会話はもちろんこなせます。難しい単語もたくさん知っているためカジュアルな会話で重すぎる単語を使うなどのちぐはぐが残念な場合もありますが、単語を知りすぎていて、文法も知りすぎていて、だから英語を話せない、ということは通常あまりありません。


あまりにも語彙が少ない人は、資格試験のために語彙を増やすことで会話力のアップを図れることもあります。もっとも資格試験を受けなくても語彙は増やせるので、必要ないなら受ける必要はありません。

ただ、テストも受けないのに常に全力で単語の暗記を続けるのが困難だったり(ついついさぼっちゃう)、目安もないのに英語の上達を実感するのは難しい(うまくなった気がしない)、という場合なら、きっかけを作ったり目安を明確にするために試験を受けてみてもいいのではないかと思います。

上達を実感することは、モチベーションアップに非常に役に立ちます。

 
 
資格試験は資格のためだけでなく、英語上達そのものにも役に立ちます。「英語学習がただの趣味になっちゃってる」なんて場合は是非とも一度、英検受験など目指してみてください。変化を楽しめるかもしれません。


試しに英検の過去問題をのぞいてみたいなら↓
英検ホームページ過去問題のページ
(各級過去3回分の一次筆記リスニング試験を無料で見られます)


試しにTOEIC協会の英語学習ツールを使ってみたいなら↓
TOEIC SQUAREのポッドキャスト
(オフィスや生活で使える会話長文とその解説を無料で聞けます)



試験を受けない人にも使えます♪

就任演説とわかりやすい解説(英語)

トランプさんの大統領就任演説の動画や日本語訳はもうすでに出回っていますが、英語のスクリプトと解説なら、これが一番わかりやすいと思います。

President Trump's inauguration speech, annotated byVox Staff on January 20, 2017

演説全文と、その合間合間に突っ込み解説が挟み込まれています。トランプさんの使う英語は小学生レベル、と前から言われていましたが、今回の演説に限っては小学生低学年レベルかと思うくらいとても分かりやすく、ストレスなく理解することができます。

ちなみに動画で演説を実際に見ても、スピーチの参考にはあまりなりません。メリハリもないし単調で退屈でした。読むだけで十分だったなぁ、と思いましたが、念のため動画も↓はっておきます♪


英検受験、準会場と本会場

明日は英検です。今回小学生2人がそれぞれ5級と準1級を受けます。

以前私がまだ英会話スクールの講師だった頃は、生徒の子供たちは皆その英会話スクールで、いつものレッスンと同じような気分で英検を受けることができました。教室は狭くて、一緒に受けるのはいつものクラスメイト。試験監督者は私です。

今はスクールには属しておらず準会場がないので、生徒の子供たちは一般会場でその他大勢の受験者と共に英検を受けます。

子供達にとってこの環境の差は大きなハンディです。準会場と一般会場では緊張感がまるで違います。級が違っても年齢が違っても同じです。

ただ、小さい頃から一般会場で年上の人たちと一緒に緊張しながらテストを受けることは、いい経験でもあります。小学生ならもう、靴が脱げる心配も椅子からずり落ちる心配もありません。いい緊張感の中、頑張ってきてほしいなぁ、と思います。

合格するのは簡単です!実力を出し切ればいいだけ!がんばれ~!
 

英検やTOEICの活用法2、会話だけを学びたい人

英検やTOEICの活用法1、資格として必要ない人の続きです。
 
「読み書きと会話は違う」と感じ、資格試験を受けない理由として「書き言葉ではなく、話し言葉を学びたい」 という方もいらっしゃいます。

とはいえ実際は、英検もTOEICも基本的に話し言葉に近い英文しか出てきません。特にTOEICや英検2級、準1級であれば、難易度はちょうど3年生か4年生の国語の教科書くらいです。

もっとも、話題は愛犬の話ではなく、コピー機のリースの話だったり、時には投資の話だったりするので多少大人っぽい話題ですが、小学生でも確実に理解できる内容です。

 
日本でも英語圏でも、子供たちは言葉を増やしたり表現を豊かにするために読書をします。それは別に読み書きを磨くためだけではありません。話す時の語彙も意識してのことです。それと同じように、読むことで言葉や表現を習得して会話に生かすことは可能です。

よく「インプットとアウトプット」と言いますが、読むこと、聞くこと、単語を覚えることは全てインプットと言えると思います。アウトプットにはそのための練習が必要ですが、十分にインプットされていれば、それをうまく出す練習を繰り返すだけで済みます。

出す練習とは、出しやすいように整理整頓し、見つけやすいようにうまくラベリングすることです。



インプットは、資格試験の問題集を解いたり語彙を覚えたりしなくても、読書でもできます。ただ、読書の場合は楽しい反面、問題集ほど効率よく学習することができません。

ひとりでする読書は、理解度を客観的に測ることは難しいので(ペンギンリーダーズなら理解度を知るための設問がついていますが、答えはありません)、読みっぱなしになります。勘違いしたままでも気が付かないこともあるかもしれません。

また、「自然に学習」するにはそれなりの量や頻度が必用なので、例えば多読に適した厚さ1センチほどの児童書洋書なら一日1,2冊のペースで読み進めるのが理想です。でもなかなかそこまで洋書を買い続け、読み続けることは難しいかもしれません。

でも問題集なら、問題があり解答があるため勘違いを防げます。単語集を使えば自然に習得するのを待つことなく言葉を覚えることができます。

もし結果がうまくでなかったり、何か変化が欲しいと感じているなら、英会話学習のためのテスト勉強もありかな、と思います。







以下余談ですが・・・

例えば今の私のように、TOEICの点数を上げることだけを目的に単語を覚えている場合、単語のアルファベットを単語ごととらえるので、長い単語はいざ発音しようと思っても、かんでしまってうまく言えません。また、雰囲気でしかとらえていないので、「retaliate(報復する)」と「reiterate(繰り返し言う)」の区別などついていません。
 
「テストで出てきたらきっと、前後関係で意味がわかるだろう」と曖昧なまま放置していましたが、実際に出てきた時うまく意味を推測できませんでした。がっかりです。でも次々覚えたいので一つ一つはこの程度で放っておくしかありません。

こんな状態ですからもちろん、アウトプットでは全く使い物になりません。書くときにも話す時にも使えません。 記事は読めますが、その要約はできません。動画を見て何とか意味はわかるけど、それについて説明するなら簡単な言葉に置き換えないとできません。
 
でも今は読んでわかる、聞いてわかる、受動的語彙を増やしているところなのでこれでOK。
 
ここから更に進めば、読んでもわかるし使える語彙になります。読めるけど書けない漢字が、読めるし書ける漢字になるように。



まず語彙を増やそう、と思うなら問題集を解くのも悪くはありません。

英検やTOEICの活用法1、資格として必要ない人

英会話のレッスンをしていると、英検やTOEICなどの英語資格試験を「全く受けない方」によく出会います。理由をお聞きすると、様々です。

「テストは嫌い」

こうおっしゃる方もいます。そういう場合は無理に勧めるのは気の毒な気がして、受験を進めることはほとんどありません。
 
でもそれ以外の場合は、「受けない」と言わずに受けて欲しいなぁ、と恐る恐る言ってみることも少なくありません。
 
1.「資格は必要ない」
2.「読み書きと会話は違う」
3.「英検を受けても話せるようにはならない」
4.「ビジネス英語は必要ない」
5・「日常会話を学びたい」

こういう方には英検もTOEICもおススメしています。(TOEFLは難しいのであまりお勧めしていません)

↓「受けてみたらいいのになぁ」と思う理由です。

1.資格は必要ない、という場合

英検はそもそも、資格として通用するのは5級から1級のうち、最低でも2級くらいからです(1級が一番上)。もっともそれ以下でも、例えば某中学校では英検準2級からは受験者に点を可算してくれます。児童英語講師募集欄には「英検3級保持者」と書いてある場合があります。しかもその更に下にもまだ、4級、5級とあります。

では4級と5級が完全に無駄で、準2級と3級がほぼ無駄かと言うと、「資格としては無駄」かもしれなくても「英語の伸びを知る物差し」としては全く無駄ではないと思います。

例えば子供の場合。

文章が読め、簡単な英文の意味がわかるようになってくると英検5級を受けられます。ポスターや簡単なお話の意味がわかるようになってきたら英検4級を受けられます。
 
どこかしらの団体など第三者から「英語は?」と聞かれた時にも、「うちの子、英語上手なんです」ではあまり説得力はありませんが「英検4級には合格済みなので次は3級にチャレンジするつもりです」と答えられれば、とてもわかりやすいです。

英検3級に合格できるくらいなら、英語圏幼稚園児~小1くらいの子が誰でも読める程度の簡単なお話なら、なんとか意味を想像しながら楽しめます(細かいところはわかりません)。

英検準2級なら、そのようなお話を更に詳しく理解できます。絵本ではなく普通の本も読めるようになります。

小学生のうちに3級に合格できていたら順調です。2級に合格できているなら尚更いい調子です。こんな具合に目安としてとても分かりやすい基準になります。なにより「合格」はとてもうれしい体験です。子供達にとって目先の小さなゴールは、英語を続ける大きな動機付けにもなります。小さな達成感の繰り返しでコツコツ進みます。
 
 
 
一方大人の場合。

大人の英語学習者で、資格として必要ない人が英検やTOEICを受けるなら、是非すべきことがあります。これをしないと逆に受ける意味が目減りし、結局「受ける必要なんてない」につながってしまいます。

・試験直前の1ヵ月間だけ、特別英語学習時間を増やす
・単語集を使うなどして無理してでも語彙を増やす
・時間を測り、スピード感を持って問題を解く

資格試験をきっかけに、その時だけ集中的に英語に取り組みます。家族の協力が必要な場合もあれば、その期間極端に睡眠不足になることもありますが、このような負荷が英語を伸ばすと思います。

逆にそこまでする必要がないなら、しなくてもいいと思います。ただもしも半年後「あんまり英語上手になってないなぁ」と残念に思ったなら「あんまり上手になる必要ない、と思ったからだったな」と、半年前の気持ちを思い出す必要があります。

半年前の「そこまでする必要ないから」という思いを忘れてしまっては、「どうしていつまでたっても上手にならないんだろう」と悩み続けるばかりで楽しくありません。



性格により大きくとらえ方が違うと思いますが、私は語学でも体重でも数値化して記録を付けるのが好きなので、明確に数字になっていないと落ち着きません。超初心者レベルの中国語でも検定を受けるし、体重と体脂肪率も必ず毎朝測ります。

私の中国語検定なんて(もう2度も落ちてます)、資格として役に立たないどころか、もはや一切、なんの役にも立ちません。サウンドが好きだから、私もスラスラ~と喋れたらなぁと思うだけです。聞こえてくる中国語を理解できたらなぁとも思います。

そのためには勉強しないといけません。勉強しないと上手にはならないからです。そしてそのために検定に申し込みます。申し込まないと勉強しないからです。(これは私特有の怠け心かもしれませんが)


ちなみに体重と体脂肪に関しても、別に数値など全く異常ないので本来少々上下してもいいはずなのですが、個人的に気になって毎朝欠かさず測ってしまいます。



数字があると、「気のせい」を防げます。


例えば「姿勢をよくしたいなぁ」と思った時、背筋を伸ばすだけで十分に満足できる人には、資格試験は必要ないかもしれません。一方「姿勢をよくしたい」と思ったその日から、外を歩く時など、どこかに映る自分の姿をいちいち確認しないといられないような人なら、資格試験は性に合うかもしれません。背筋を伸ばすだけでは物足らず、その背筋が本当に伸びているかいちいち確認しないと気が済まない人は、是非一度英検かTOEICを受けてみてください♪